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【財政再建脱却】財政問題は存在するか
結局のところ、経済問題は「財政再建プロパガンダ」への対応に多くを費やした一年であったように思われますが、ここで「政府債務」の内訳についておさらいしておきましょう。

政府債務にはいくつかの会計上の内訳があり、


・政府総債務=政府債務の総額
・政府純債務=政府総債務-政府総資産
・統合政府純債務=政府純債務-日銀保有国債残高



などがあります。


デフレ脱却こそが国債累積問題の解決策である
浅田 統一郎/中央大学経済学部教授
http://www.yomiuri.co.jp/adv/chuo/opinion/20120501.html


国の借金は減っている
アベノミクスに増税は必要ない
井上 智洋/早稲田大学政治経済学部助教
http://www.yomiuri.co.jp/adv/wol/opinion/gover-eco_141222.html




質問者2さんが、この件について推計値を計算しているので、これをグラフにまとめてみましょう。

日本の借金1000兆円はウソ?!国債がなくなるのに国債暴落?!
http://ameblo.jp/shinchanchi2015/entry-12110892988.html


財政


このペースで行くと、統合政府純債務は平成28年の段階で対名目GDP比4割を割り込むことになりそうです。

まぁなんて健全財政。(笑)
もちろん、実際には消費税8%の影響で消費がどん底に落ちており、その状況で「財政健全化」だの「税収が増えた」だの言われても、「そりゃ税金の取りすぎって意味じゃねぇの」となって全く喜ばしい話ではありません


債券村の方々が「国債が足りない!市場が枯渇する!」と大騒ぎしていますが(その割に財政破綻も煽りますが)、ある意味でそれは正しい指摘なのかもしれません。
(もちろん、それは「日銀の緩和はもう限界」という意味ではなく字義通り「国債が足りない」のではないか、という意味で。)


ところで、さすがに最近はこの「日銀保有分は債務から引け」という議論に反応しているようですが、出てくる反論としては、

(1) 出口戦略で国債は売り飛ばすから借金は減らない
(2) 日銀保有分が暴落すると日銀バランスシートが毀損して日銀破綻する


などです。

(1)については、インフレターゲットの枠組みなので、たとえインフレ目標を達成しても、その後0%に戻すわけではありません
従って日銀が買い切った国債はそのまま日銀が持っておけばよく、インフレ率を目標値で安定させようと思えば買い入れ量のコントロールで可能だと思われます。
(岩田副総裁も以前大規模売りオペについて否定的な見解を表明している。)

(2)の中央銀行破綻説については、UFOとか宇宙人の類だと思うのでまともに相手にしなくても良いでしょう。




変態御用学者や御用エコノミストが煽っているような財政問題、本当はない、というのが実態です。
来年もこのあたりの問題が長引きそうですが、「来年もあきらめず」であります。

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コメント
QQEリスク
>インフレ率を目標値で安定させようと思えば買い入れ量のコントロールで可能だと思われます。

これは現在の金融緩和規模から考えて支持し辛い。
流動性の罠を脱却するにあたっては、今低迷している貨幣乗数も不況以前まで回復するものと予想される。
そうなると、今のマネタリーベースを放置していると、マネーサプライは三倍、四倍まで増えることになり、それによって起こるインフレはすさまじいものになる。流動性の罠を脱却した通常経済では、インフレ目標が設定されていても、過剰流動性が過剰に低い金利を達成してしまうので、期待に関係なくこの高インフレは生じる。
したがって、新規緩和の縮小だけで済むとは考えにくい。既存資産の売りオペは必要と考えた方がいい。

バーナンキがツイオペ(オペレーションツイスト、短期債を売り長期債を買う)を行い、最近日銀もツイオペを導入したそうだ。これはベースマネーを増やさずに時間軸効果を期待するものである。なぜベースマネーを増やしたくないか、といえば、私が述べたような問題が存在するからである。
[2015/12/31 07:54] URL | 望月夜 #GRxxb3ag [ 編集 ]

QQEリスク2
>(2) 日銀保有分が暴落すると日銀バランスシートが毀損して日銀破綻する

実際に起きるのは、日銀の破綻ではない。
インフレ率の上昇が名目金利を多少なりとも増加させたとき、日銀の保有国債の市場価値が引き下がる。
(ちょっと解説すると、市場金利1%のときに購入した金利1%債券の取引価格は、市場金利2%になれば必ず引き下がる、というわけだ)
こうなると、日銀はインフレ率が高くなればなるほど、手持ち債券が減価し、見合い資産不足を起こすことになる。
緩和時に供給したマネーを、緊縮時に全部は回収できないというわけだ。
もちろん、全部回収できなくてもいいんだから、引き締め能力に問題はないのでは? とも考え得るのだが、今のように過大なベースマネー供給がある場合、見合い資産不足も莫大なものになる。そうなると、日銀の引き締め能力への不安が生まれ、高インフレが出現するリスクが発生する。

参考
日銀がリフレーション政策を嫌がる理由
http://www.anlyznews.com/2012/01/blog-post_25.html

ただし、この場合、金融政策の代わりに強力な緊縮政策によって市場から貨幣を回収することで問題に対処できる。
しかしながら、それが迅速に行われると考える理由はない(財政政策は、フリードマンにも指摘されたように、たいてい遅きに失するものだ)し、国民の理解を得られるかどうかは難しい。(特に流動性の罠脱却にあたっては、財政出動世論が盛り上がっているはずであるから、なおさらである)
そもそも見合い資産不足の規模が少なくて済むようにしておく、マネタリーベースの水準を考え直す、というのが、まともな戦略と思われる。すでに手遅れとも考えられるが。
[2015/12/31 07:54] URL | 望月夜 #- [ 編集 ]


クルーグマンがバーナンキの背理法にダメ出し
http://d.hatena.ne.jp/himaginary/20080928/krugman_bernanke

これも参考になるだろう。
これは量的緩和ではなく、信用緩和に関するコメントだが、見合い資産不足の問題を論じているという点で同じではある。

『短期国債と他の資産の差は、リスクから生じる。つまりFRBがリスクを背負うことによって効果を出そうということだ。だがそれは財政政策の領域で、中央銀行のやることではない。
とはいうものの、クルーグマンが“Bernanke twist”と呼ぶ短期国債以外の資産購入は既に実施されている。しかし今のところその効果は、FRBがバランスシートの悪化という形で負ったリスクに見合っているとは言えない、というのがクルーグマンの評である。』
[2015/12/31 08:07] URL | 望月夜 #- [ 編集 ]


望月夜さん>>
じゃぁあなたの論に従えば、

QQE「だけ」では効かない
⇒今は緊縮財政
⇒流動性の罠は脱却できない
⇒つまり物価は上がらない
⇒よって売りオペ無用
⇒財政問題は存在しない

ですね。
補強してくださりありがとうございました。
[2015/12/31 20:59] URL | 管理人 #- [ 編集 ]


流動性の罠を脱却しない限りは、財政問題は発生し得ないという意味ではまさしくその通りである。

しかしながら、実際の問題として流動性の罠の脱却を目指すにあたって、不必要に大きいベースマネーの拡大を強要することはすべきではない、ということを示したつもりだ。流動性の罠脱却時に高インフレに見舞われるリスクがあるからだ。

教科書的なケインズ政策として、必要なベースマネー供給と政府による信用創造をモットーとすべきである。これによって、金融政策の有効性が回復したとしても、経済の高インフレ入りを防ぐことができる。

ここでは、もう一つ、財政の景気安定化効果が十分に高いことも必要になるであろう。もし景気安定化効果が低い、つまり、景気回復に対して税収が敏感に増加する税制度構造でない場合には、政府の債券依存度が不況脱却時に適切に低下せず、財政ファイナンスと高インフレをもたらしかねないからだ。

処方箋としては、景気安定化効果の低い(景気回復による増収の少ない)消費税を縮小し、景気安定化効果の高い(景気回復による増収が大きい)法人税を拡大するといったことが有効になるだろう。
[2016/01/01 21:26] URL | 望月夜 #GRxxb3ag [ 編集 ]


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